現実的な睡眠のコントロール法
前回の記事で、睡眠についての研究は発展途上であり、悩むことを諦めることが最も現実的な解決法だ、と紹介しました。
しかし、リスクゼロではないが、ある程度自分の睡眠をコントロールする方法もあるので、今回はそれらを紹介したいと思う。
目次
眠るためには
人が意識的に寝ることは、起きていることよりも難しいといわれる。だから気にしすぎてもしょうがない。それで眠れないことに悩みまくるぐらいなら、寝れないと割り切ってしまった方がいい。一応眠るための方法をまとめてみる。
眠りたい時は、以下の内容をサラッと確認して、ダメだったらあまり深く悩んでもしょうがない気もする。知識として持つぐらいで良い。
リラックスすること
何か悩みがあったり、とてもストレスが溜まった後であれば、当たり前だが寝ることはできない。
交感神経を落ち着かせ、副交感神経が優位な状況の方が寝やすい。
快適な温度であること
暑すぎたり、寒すぎたりしても寝れない。
生理的要因
当たり前だが、身体が寝ることを求める状況であることも、眠るために必要なことだ。例えば、体内時計がリセットされてから何時間後であるか。脳または体が疲れていて休息を必要としているか。周囲の明るさはどの程度か。
意図的に眠るためには
上記にことを気にするだけで、皆が眠れるようになるのであれば、誰も悩まないであろう。子供の頃は、生理的要因だけで簡単に眠ることができた訳だが、それが少し羨ましい。
現状ある意図的に眠る手段を、リスクが少ない順に並べてみる。
ホットミルクなど
体を一度、温めてその後、低くすることで副交感神経を優位にすることを目的とする。リスクがない分、効き目もマチマチ。
ストレッチや読書
これは、リラックスすることを目的にしている。電子デバイスを寝る前に見ることを避ける手段でもある。
しかし、人によっては、読書もストレッチをしなくてはならないということで、逆にストレスになるであろうし、動画を見たり、ゲームをすることがリラックスする手法になっているから、電子デバイスこそが眠る前にゆっくりする方法である人も多々いるであろう。
私自身もストレッチや読書以外の寝る前にできるリラックス手法はないか模索中ではある。
リラックスすることが目的なので、無理してまでやらないことには注意したい。
酒
寝酒は正直、積極的におすすめはできない。なぜなら、睡眠の質が下がるから。また、人によっては酒によって逆に次の日の身体の調子が悪いということもあり得る。
それでも、その日は午前中ずっと寝てしまい、全然眠くない。という状況であれば、明日、明後日の睡眠リズムを構成しながら、明日を無駄にしない方法として、人によっては合理的な手段になるのではないか。
「睡眠リズムを無理やりでも整えること」と「飲酒のデメリットと睡眠の質への影響」を天秤にかけて、選ぶべきかと思う。
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画像元 miho</a>さんによるイラストACからのイラスト