MOBAをわかりやすく レーン管理 消去予定


今回は、MOBA特有のレーン管理について解説する。初心者であっても、パーティーを組まず野良でMOBAを楽しんでいても、絶対に必要になるマクロがレーン管理である。

マクロに関する記事は今後も続くと思うが、レーン管理さえ学んでしまえば、あとは、プロチームが使うようなかなり発展的な考え方になる。

この記事の内容までは誰もが理解するようにしてもらうことが、このブログを始めた理由でもある。


一覧はMOBAをわかりやすく 攻略 で確認。

 

 

 

 

 

2.メリット

レーン管理のメリットは上で記述したように以下の二つがまず挙げられる。

しかし、これだけではない。分散の話を考えるとわかる。分散がわからない方はこちらの記事を参照してください。→MOBAをわかりやすく キルのコツⅢ

ファーム効率の増加

5人が同じレーンにまとまるのではなく、レーン管理をするとプレイヤーが必然的に分かれる。当然経験値を分散することなく集められるので、レベリングのスピードも上がる。

また、経験値とお金のロストという観点からもレーン管理はメリットがある。ロストとは、英語でlost。失うという意味。

例えば、自チームは5人でミッドレーン、敵チームは4人ミッドレーン1人トップレーンだとする。(MOBAでは初期の分担人数によって、マクロ戦略が少し変わるため、上のレーンから順番に数字を並べて表現することがある。今回は050と140ということになる。)

キルやタワーが折れるということがなく、3分が経過したとする。ボットレーンはお互いにプレイヤーを配置していないため、ボットの分のミニオンの経験値は誰も得ていないので、差は生まれない。しかし、トップレーンのミニオンの経験値は敵チームだけ得ているため、経験値の和で考えると敵チームの方が多くなる。特に大きなアクションは起きてないのに・・・。

ミクロに集中しやすくなる

マクロとは、敵の位置関係と味方の位置関係から戦略を考えるものだが、正直敵5人全員の動きを把握し続けるのは不可能である。プロはするのかもしれないが。

そこで、レーン管理の考え方を頭に入れておくと、マクロの把握が簡単になり、自分のミクロに集中しやすくなる。

例えば、自分はソロでトップレーン担当になったとする。向かい側は2人で、敵ミドルに2人いることが分かった。

このときは序盤人数不利であるため、控えめに行動する必要がある。人数不利なのに調子に乗って前に出すぎると、敵にコンボを協力して加えられ、キルされる可能性が高い。

また控えめに行動するように心掛けていても、1vs4の状況を作られてしまうとどうしようもなくなる。この状況を回避するには何をしたらいいか?それは、ミドルの敵2人の行動を監視しておく必要がある。敵は瞬間移動はできないため、マップに写っているときは1vs4を作られることはない。大事なのは、マップに移ってない時。こちらに寄ってきているかブッシュに隠れ、キルのチャンスをうかがっている可能性が高い。

ミドルの2人が見えない時は、いつ敵が詰めてきても逃げれるようにしておかなくてはならない。

これはいわゆる、ソロトップという役割である。注目すべきなのは、敵4人の動きしか見ていないということである。アンダーにいる敵は自分からとても遠いため、近寄ってくるとは考えにくい。

マクロの把握をすることで、返り討ちに逢う危険性を排除することで、のびのびと動ける。この例の場合は相手がかなり甘い動きをしたときにのみ、攻勢に移ればいい。

 

3.デメリット

これだけレーン管理のマクロを薦めているが、もちろんデメリットもある。とはいえ、MOBAの基礎ともいえる考え方なので、レーン管理ができるようになったら、考えて見てほしい。

自分のレーンだけしか見なくなる

余裕で自分のレーンを守れていても、他のレーンが押され気味なら他のレーンの防衛にも行くようにしないといけない。

このブログを読んでレーン管理を実行に移してみたが、味方が1vs4で負けてタワーを折られ上手くいかなった....。そして、その味方に対し「おい。お前の担当レーンだろ。何で守れないの?俺は自分のレーンちゃんと守ってるのに。こいつ通報しよ。あーダメだ、このチーム」なんて言わないほしい。

レーン管理はあくまで、ファームの効率を上げ、タワーを効率よく守るための戦術であり、絶対に守り通さなくてはいけない訳ではない。

代わりに人がいないレーンのタワーを折るか、タートルを倒すか、援護に回ってあげるかをすればいいだけである。

知らないやつにイライラする

レーン管理はMOBAをする上で基本になることである。チュートリアルは、2019年の頃と比べ2021年にはマシにはなってるが、レーン管理まではチュートリアルでしっかり説明してほしいものである。(まぁ、初心者へ上手く説明できない気持ちは分かるが)

レーン管理を知らない人に出会ったらイライラするが、何とか鎮めてほしい。暴言が多いのがMOBAの特徴としてあるのは、めざるを得ない事実であるし、それが故に初心者は始めにくいし、日本でも流行りにくいと私は考えている。

このブログを読めと勧めるだけにして、自分のベストを尽くし負けてしまったら、暴言吐くではなく、いったんリフレッシュに散歩にでも出かけるようにしよう。

 

 4.まとめ

 

もう言わなくてもわかると思うが、MOBAのセオリーは122や131、221になる。

正直暗黙の了解のようなマクロだが、不安であればゲームが始まる前に数字でどういう分担にするのかチャットしてみよう。

そして、「最初に行ったレーンが担当レーンになる」というのが、暗黙のルールである。 

次回は、妨害をすることで敵のキルにつなげるテクニックを紹介する。

 →MOBAをわかりやすく キルのコツⅣ

 

 


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mihoさんによるイラストACからのイラスト 画像元