モバイルレジェンド 上達
ある程度、個人の動き(ミクロ)ができるようになると、チームの戦略(マクロ)を知る必要がある。
そのため、MOBAのチーム戦略について書く。どのMOBAでも共通する知識を、モバイルレジェンドを例にして説明する。
「MOBAをわかりやすく」の目次はモバイルレジェンド 攻略で確認。
目次
5.配置
MOBAは、タワーを折るゲームである。つまり、逆にタワーを守るゲームでもある。3レーンのタワーを効率よく守るためには、チームで分担して守る必要がある。
5-1.MOBA共通
MOBAの配置のセオリーを理解するために、考慮するべきことは2つある。
・ミドルは、ミニオンが早く到達するため、経験値をどのレーンよりも早く得られる。
・ミドルは、トップにもアンダーにもガンクにいける。
+MOBAの特性(ゲームバランス)によって、セオリーは決まる。
5-2.モバイルレジェンドの場合
2020/03では、以下の3つの特徴を持つ
・ハンターは、序盤育つことに専念したい
・トップ側よりアンダー側の方が、味方陣地の中立が多く存在する。
・ハンターが狩りたいバフがアンダー側にいる。
したがって、ハンターと補佐のロームは、アンダーに配置。序盤からガンクを仕掛けたいメイジと補佐のロームは、ミドルに配置。ソロのファイターは、トップに配置。
これが、最も使われる122という配置だ。(トップ、ミドル、アンダーの順)
5-3.他のMOBAの場合
自分のやっているゲームの環境について知りたいのであれば、プロの配置をYouTubeで見ればいい。ここまでの知識があれば、分かるようになっているはずだ。
また、モバイルレジェンドも環境が変われば、122ではなくなる可能性がある。最新の情報が大切だ。
6.応用
セオリーが分かれば、それに対する対策を練ることができる。しかし、メリット、デメリットを理解していないと失敗するため、知り合いの5人でチーム(フルパ)を組んでやろう。
6-1.ハンターなし構成
ハンターの代わりに、アサシンかメイジを入れる構成。この構成は、早く決着をつけること(アーリーゲーム)を狙う。弱点は、レイトゲームに弱い点。
6-2.ハンター2構成
メイジの代わりに、ハンターをいれる構成。この構成は、レイトゲームを狙う。弱点は、序盤に劣勢になりすぎると、何もできず負ける点。
6-3.配置を221に!
122の敵に合わせて配置を変えることで、ソロのファイターの負担を軽くする。味方ファイターがレイトの時に有効。ただし、バフの位置の関係上、ハンターペアをミドルに、メイジペアをトップに配置するなどの工夫が必要。
6-4.配置を050に!
初手は、全員ミドルで、敵の2人をキルして、敵の計画の破綻を狙う戦法。オールミッドという。1人もキルできないリスクはあるが、メリットは大きい。キルした後は、122とかで分散することが普通。
(YouTubeには、そのままオールミッドでベースを折るという動画もある。)
6-5.ハンター以外、ローム装備を積む
ハンターに経験値を集め、ハンターを早く育てることででゲームの主導権を握ろうとする戦法。212の配置にして、火力はハンター1人。ハンターが上手ければ強い。
4人のロームがハンターの補佐をしつつ、ハンターを中心にガンクを仕掛ける。
6-6.ハンター1、ローム2、ファイター2
この構成を作ったら、131で配置することをおすすめする。トップに1ファイター、ミドルに2ローム1ハンター、アンダーに1ファイター。基本的な考え方は6-5と同じで、ファイターのソロが得意という特性を生かした戦法である。
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画像元 miho</a>さんによるイラストACからのイラスト
完成2020/03/13