MOBAをわかりやすく 視野について リライト予定

モバイルレジェンド 上達

マップ上の視野が、マクロの動きを考える上で重要になってくることは、わかってきただろう。今回は、視野をいかに広げ有利に試合を運ぶか、を解説していく。

 「MOBAをわかりやすく」の目次はモバイルレジェンド 攻略で確認。

目次

0.お詫び

今までの記事は、MOBAのどのゲームでも同じ内容であること(MOBAの基礎)について書いてきたが、ここからは少し応用や発展の内容を含む。つまり、モバイルレジェンドだけに限る話が多くなる可能性が高くなる。

もし、モバイルレジェンド以外のMOBAの攻略として、このBlogをみている方がいたら、似たようなゲームは何か、考えながらプレイしてほしい。

1.危険の感覚

キルのコツ 中級ハラスのコツ のあと、試合中にマップを見るようになっただろうか。味方も敵も122で布陣したときに、自分(=星)がヒヤヒヤするのはどちらか。

問題

問題

正解は、右の方だ。この感覚が分かるようになると、マップを見るようになってきた証だ。

解説すると、アンダーで2vs2が行われていて、ミドルの敵が1人見えていない。つまり、見えていない敵がアンダー側に寄ってきている可能性が高く、実は2vs3になっているかもしれない。

 

Aと置く

Aと置く

ここで、アンダーの味方をAとして、右と左を比べると、クリアリングされている範囲が違うため、自分が安全かどうかの感覚も変わってくる。

敵がミドル側から寄ってきたとき、左の図では事前に準備をすることができる。しかし、右の図ではAによる視野がミドル側に無いため、敵を確認できるのは自分に近づいてきたときのみ。

よって、左の図であれば、強気に敵に攻撃していいが、右の図では引き気味で、見えない敵の奇襲に準備をしておく必要がある。

ちなみに、右でも安全な例外もある。それは、敵の1人がキルされている場合や、マップをスライドすることによって、明らかにファーム中であると分かる場合だ。

2.視野取り

視野取りとは、Aの動きのことである。Aが気を利かせて、左の図の配置に移動できるかできないか、が戦績には表れないMOBAの上手さである。

Aのように視野を味方の代わりにとるということは、敵がいるかもしれないところに、自ら近づくということだ。つまり、キルされる可能性が高い。そのため、視野取りは、ロームキャラの仕事ということになる。

基本的な考え方は2つある。クリアリングされている範囲を広げる。5人の敵をマップに写すことで、100%敵のいない安全な場所を作り出す。

言葉だけでは、視野取りについてわかりやすく説明できないため、最低でもこの考え方だけ覚えておいて欲しい。今後、画像編集技術が向上したり、動画編集をできるようになったら、もっとわかりやすい解説を作り、この記事もリライトするつもりである。

3.視野取りの方法

敵が1人不明

敵が1人不明

キルのコツ 中級で、注意例として示したものと同じ図だ。結論は、トップの敵に寄るのではなく、見えない1人の所在を掴むべきということだった。 

スライドする場所

スライドする場所

まず、画面の右上をマップの視点をずらして、敵がファームをしているかを判断し、見えない敵がファーム中であることが確定した場合、トップに寄って人数有利を作り、攻撃していい。

マップをずらしても敵の所在がつかめない場合、敵がブッシュに潜伏している可能性が高い。このときは敵のいそうなブッシュに侵入する。勘が良ければ、敵を発見できるし、できなくてもクリアリングされた範囲が広がるため、味方に安全であることを伝えられる。

視野取りで重要なのは、敵を味方のマップに表示させることなので、接敵したとしても戦闘をせず、すぐに撤退していい。それだけで、他の4人が安心して動くことができるようになる。

クリアリングしたい範囲

クリアリングしたい範囲

具体的に、どの範囲をクリアリングしなくてはならないかを、トップーミドル間の味方陣地側に限定したときに図示すると、オレンジとピンクの範囲である。

そのため、自分はオレンジの範囲の中を巡回して、敵がいないかパトロールする。しかし、敵も馬鹿ではないため、ブッシュの中に隠れていることが多い。しっかりブッシュの中も確認する必要がある。

また、これは感覚的なことになるが、ピンクの範囲にあるブッシュには、かなり敵が潜んでいることが多い。特に要注意だ。

視野取りは生きてさえいれば可能な仕事のため、すぐにリコールするのではなく、撤退しながら(クリアリング)をして、味方の安全を確保してからリコールするという工夫もできる。

4.おまけ

4-1.火力のクリアリング

火力でもクリアリングをする方法はある。ブッシュの中でのスキルが当たれば、ダメージが入るため、遠距離のスキルをブッシュに対して空打ちをすることで、敵の有無を判断できる。

特に、上の図のピンクの範囲はよく潜伏されているため、スキルを打ってみるべきだ。もちろんロームでも、遠距離スキルが持っていれば、同じようにクリアリングをすることができる。

4-2.中立が消える?!

また、敵の中立を奪おうと思っても、いざ近づいてみたら、中立は誰かに狩られていて、徒労に終わってしまったことがあると思う。

これは、チームメイトの誰かかが、中立が無くなってることを確認する(無い状態の視野をとる)と、マップ上から中立の表示が消える。つまり、自陣の中立であっても、自分が近づいたときに、表示が消えてしまったら、敵に中立をスティールされたと知ることができる。

4-3.灰色の中立?!

最後にもう一つ、中立がマップに灰色で表示されていることがある。これは、15秒に再び中立が湧きますという証だ。ちなみに、モバイルレジェンドでこの灰色に表示されるのは、バフモンスターといわれる一部の特殊な中立のみが15秒前に灰色で表示される。

5.まとめ

以上が、視野についての解説だ。正直、タンクやサポートのプレイ動画を見る方が、視野取りについては上手くなるかもしれない。

タンク使いの人が戦闘をせず、ファームもしていないとき、どういう動き方をしているかよく観察してほしい。 

MOBAは視野取りの陣地取りゲームと言っても過言では無い。視野が取れているのと、取れていないのでは、敵に対する情報量が全然違うからだ。是非、習得して欲しい。

次回は、キャラを独自にタイプごとに分けて、立ち回りを簡単に説明していこうと思う。

MOBAをわかりやすく マクロ 中級①

 

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画像元    miho</a>さんによるイラストACからのイラスト